小学生の習い事としてロボット教室が人気になっています。
ロボット教室ではロボットを組み立てるという作業を通して、機械やプログラミングの知識を習得できるカリキュラムが提供されています。
IT技術がますます進歩していく現代でプログラミングができることは大きな強みです。
英語、水泳、作法に次ぐ注目の習い事ともいわれているロボット教室ですが、子どもが通うことで身に付くこと、効果は具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
効果1論理的な考え方ができるようになる

ロボット教室プログラミング教室の効果
ロボットの組み立てを通じてプログラムの構造をはじめとするロボットに関する知識はもちろんのこと、論理的な思考を養えます。
ロボットを動かすためのプログラムはすべてプログラミング言語という特殊な文字列です。
ロボット製作のうえで、プログラムを正しく読み解きどのような指示を与えれば動作をコントロールできるのか、もしくは頑張って作ったロボットが作動しないといった問題にぶち当たることが少なからずあります。
そんなときに自らの課題を明らかにし、子どもならではの自由な発想で解決していくことによって論理的な思考を自然と身に付けられるのです。
効果2勉強が好きになる

ロボット教室に通ってよかった効果あり
ロボット製作で遊びながら勉強することで勉強嫌いを克服できます。
ロボットを完成させるために試行錯誤を繰り返していくうちに自分の頭で物事を考え、作り出すことが楽しいと思うようになります。
子どもはもともと興味のないことに関しての集中力はあまり継続しません。しかし、ロボット作りが好きな子どもはそのことになると高い集中力を発揮します。
集中力を高く保つことができるようになると、勉強に対する集中も続くようになり学力の向上が期待できます。
効果3理系に強くなる

ロボットプログラミング教室で算数が得意になった効果
現代は理系離れが進んでいるといわれていますが、ロボット製作を通して理系科目の苦手意識はなくすことができます。
教科書に載っているような堅い理論ではなく、ロボットを作るという実践的な場面で理系の知識に触れる機会を増やせるので知識の定着もよく、理系科目への興味が掻き立てられるのです。
ロボットを作る過程において平面図を立体的に把握する作業が伴うことがありますが、その作業をこなしていくうちに物事の本質を瞬時に判断する空間認識能力が養われることにもなります。
空間認識能力は学力や運動能力の高さにも関連し、多方面で活かされる能力です。
この能力は8歳頃に成長のピークを迎えるといわれており、子どもの頃にどのような経験をしておくかがとても重要なことだとわかります。