小学生でプログラミングの授業が必須となりますが、
「いったいプログラミングで何をやるの?」
と思っているパパやママが多いのではないでしょうか。
自治体の中には既に学習するプログラミング言語を決めていて「スクラッチ(Scratch)」のような、難しいコードを書かなくてもプログラミングが出来る開発ツールが人気があります。
この「スクラッチ(Scratch)はロボットプログラミング教室などといった子ども向けプログラミング教室でも採用されているツールです。
今回は、「スクラッチ(Scratch)」でどこまで本格的なプログラミングが出来るのかをお伝えしたいと思います。
「こんな事まで出来るの?」ときっと驚かれますよ。
スクラッチ(Scratch)は簡単な言語なのにゲームまで作れてしまう!

スクラッチ(Scratch)でゲームまで作れてしまう事をご存知ですか?
はじめてのスクラッチの使い方を伝える本やサイトだと、キャラクターを右へ左へと動かすような内容しか書かれていないと思います。
しかし、実はこのスクラッチ(Scratch)では、ゲームまで作れてしまうんですよ!
それでは実際に、スクラッチの凄さをご紹介します。
まずは、スクラッチの公式HPにアクセスして下さい。(https://scratch.mit.edu/)
『簡単!スクラッチではじめるプログラミング学習』でアカウント登録の方法はご紹介していますので、アカウントがある前提で進めさせて頂きます。
1.画面上の青色のボタン一覧の、左から2番目に「見る」というボタンがあるのでクリックして下さい。
2.「作品」「スタジオ」という選択があるので、「作品」を選んでください。
3.「全て」「アニメーション」「アート」「ゲーム」「音楽」「物語」「チュートリアル」が選べるので、「ゲーム」を選んでください。
4.「チュートリアル」の右に、▽マークがあるのでクリックすると「流行」「人気」「最近」という選択肢が出るので、「人気」を選んでください。
横スクロールで行うゲームや、格闘ゲームといった、たくさんの種類のゲームが表示されますよね。
なんとこれらのゲーム、全部スクラッチで作成されたプログラムなんです。
「え、こんなゲームまで作れるの?」とそう思ったパパやママ、いつかお子さんもこのようなゲームを作れるようになるかもしれませんよ!
試しに1つゲームを試してみて下さい。どうやってプログラムによって作成されたか、想像が付きますか?
難しい動きだと思われるかもしれませんが、基本的な命令のパーツを組み合わせただけで、全ての動きが作成されています。
例えば「10歩動かす」「15度回す」「90度に向ける」などの1つ1つは簡単なパーツを、綿密に組み合わせるだけで、ゲームが完成してしまうんです。
なんだか凄く素敵だと思いませんか?
「こんなに凄いことが出来るようになるなら、今すぐにでも子どもにスクラッチを覚えさせよう。ゲームが作れるなら、勉強感覚では無く、楽しく学べるはず」そう思ったパパやママも多いのではないでしょうか。
⇒こどもプログラミング教室横浜まとめ!実際に小学1年生がやってみた。
スクラッチ(Scratch)は、他の人のプログラムの中身を見る事が出来る!

実は、スクラッチは、なんと他の人が作ったプログラムで遊べるだけでなく、その中身まで覗くことが出来ちゃいます。
先ほど表示してみたゲームの、画面右上に「中を見る」というボタンがあるので、中を見てみましょう。
「~がクリックされたとき」「ずっと~」「もし~」「~キーが押された」「~を~にする」といった命令文がたくさん並んでいませんか。
これらの細かい命令文の組み合わせで、大きなプログラムを作ることが出来ます。
そして、他の人のプログラムの中身が見れるので、自分では想像が付かなかったアイデアを見て見る事が出来るんです。
スクラッチに慣れてきたら、誰かが作ったゲームなどの中身を見させて頂いて、そこからアイデアを得て、自分でゲームを作る事が出来ます。
スクラッチの良いところは、他人のプログラムの中身を見るだけでなく、他人のプログラムに改造する事も許可されている事です。
真似してみたいプログラムを見つけたら、そのプログラムに改造を加えて、新しいプログラムを作り出すことが出来ます。
とっても楽しそうですよね。
子供向けのプログラミング開発ツールですが、大人でハマってらっしゃる方もたくさんいるんですよ。
スクラッチが楽しくなってきたら、ロボットプログラミング教室がオススメ

お子さんにスクラッチを試してみてもらって、楽しそうにプログラムを作っていたら、そのまま家庭学習で終わらせるのはもったいないです。
最近は、ロボットプログラミングの教室がたくさん開講されており、スクラッチを使ったさらに高度なプログラミングを習うことが出来ます。
スクラッチの公式HPでは、他の人が作ったプログラムを見る事は出来ても、本人にその作り方や考えを聞いて見る事は出来ません。
そのため、上手く改造できなかったり、動きの仕組みも分らないことがあります。
しかし、ロボットプログラミング教室なら、プログラミングに詳しい講師の方がついていますから、プログラミングの仕組みについてもしっかり学べますよ。
更に、ご自宅で見つけたスクラッチのプログラムについての質問も、教室の講師の方に聞けばバッチリ解決出来ます。
スクラッチが楽しくなってきたら、是非ロボットプログラミング教室にお子さんを入れることも検討してあげて下さいね。
⇒小学生プログラミング教室まとめ!実際に小学1年生がやってみた。